『鉄より強く、 アルミより軽い』といわれるその特性を活かし、あらゆる整備事業で活躍しています。
高嶋産業では、 県内3カ所の工場・事業所それぞれについて専門化を進め、高い技術水準と専門知識に支えられた優れた品質の製品を送り出しています。
電力ケーブル保護用ポリコンFRP管(PFP)
概要
お客様の様々なニーズに応えるクリモトの電力ケーブル保護管!ポリコンFRP管は、引張り強さに優れたガラス繊維と耐薬品性に優れた樹脂及び良質な珪砂を組み合わせてフィラメントワインディング成形により製造された複合管(コンポジットパイプ)です。
構造(断面)は、内面・外面がFRP層で、中間に樹脂モルタル層を入れたサンドイッチ構造となっています。これにより、内外面の引張り強さと中間層の圧縮強さが複合化される事で、非常に高強度な製品となっています。
ポリコンFRP管は1971年に初採用いただいて以来、多くの実績と信頼を評価され、「PFP管」として全国の電力会社様にご採用いただいております。
特長
水密性
継手部は水密性に優れ、地下水の浸入に対して高い止水性能を有します。
耐震性
継手部は可とう性と伸縮性を有しており、不等沈下や地盤変動に対する追従性に優れています。
高剛性
剛性が高く、ケーブルを堅牢に保護します。
施工性
軽量の為、芯出し作業・接合作業が容易で、パイプの積み降ろしも人力で可能です。また、曲管の種類が豊富で、障害物の迂回も可能です。
耐食性
耐食性に優れ、電食の心配がありません。
耐寒性
耐寒性に優れ、低温環境でも安定した耐衝撃性を有します。
耐熱性
熱硬化性樹脂を使用しており、高温域でも軟化しません。
低摩擦性
摩擦抵抗が小さい為、ケーブル入線時の引込張力が小さくなります。
非磁性
非磁性のため、電磁誘導による発熱が無く、単芯ケーブルにも適しています。
用途
- 送電線の地中電線路
- 配電線の地中電線路
- 電線共同溝(CCBox)
- 工場内の地中電線路